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2018年10月号 海峡を越える―四島がつながって30年―
在庫: なし
総説
越えて、つながる
~地理学的空間スケールで俯瞰する~
家田仁 (政策研究大学院大学教授
東京大学名誉教授)
鼎談
海峡で読み解く世界と日本の歴史
昆政明 (神奈川大学外国語学部特任教授)
宮崎正勝 (元北海道教育大学教育学部教授)
廻洋子 (敬愛大学国際学部特任教授)
特別インタビュー(1)
インタビュー
ベテランが語る青函と本四
岡田宏
深尾和代 (東日本旅客鉄道株式会社東京工事事務所東京ターミナル課長)
特別インタビュー(2)
インタビュー
国土計画と海峡
奥野信宏 (公益財団法人名古屋まちづくり公社名古屋都市センター長
国土審議会長)
辻村博則
コラム
文学と海峡
~海峡とかかわり、人は何を得るか
茶木環
Ⅰ.「一本列島」創出から30年
論稿
本州と北海道をつなぐ歴史といま
佐藤馨一 (北海道大学名誉教授)
本州と四国をつなぐに至る歴史といま
井原健雄 (香川大学名誉教授)
国土の要として悠久の時を刻む関門海峡
樗木武 (九州大学名誉教授
道守九州会議代表)
Ⅱ.海峡をめぐる地政学
論稿
もう一つのヨーロッパ統合
―英仏海峡トンネルと二つの自由主義経済
工藤芽衣 (津田塾大学国際関係研究所研究員)
遥かなるジブラルタル
岩根圀和 (神奈川大学名誉教授)
コラム
スエズ戦争をめぐる欧米諸国の対応と運河通航
池田亮 (東北大学大学院国際文化研究科准教授)
論稿
国際政治におけるトルコ海峡の重要性
今井宏平 (独立行政法人日本貿易振興機構アジア経済研究所研究員)
コラム
大東亜縦貫鉄道構想にみる海峡の克服と東アジア一体化
林采成 (立教大学経済学部教授)
論稿
ウーアソン海峡横断施設(ウーアソン・リンク)の出現とデンマーク人の国境意識
村井誠人 (早稲田大学名誉教授)
Ⅲ.海峡を越える技術
論稿
橋とトンネルの技術小史
三浦基弘 (元大東文化大学講師)
近代土木遺産「関門鉄道トンネル」を支える技術
深江良輔 (九州旅客鉄道株式会社施設部工事課副課長)
関門国道トンネルおよび関門橋を支える技術
前浩久 (西日本高速道路株式会社九州支社保全サービス事業部長)
世界最長の海底トンネルを支える技術
─青函トンネル─
佐々木裕 (独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構
北海道新幹線建設局参事)
鈴木喜弥 (独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構
北海道新幹線建設局維持管理課副参事)
世界最長の吊橋・明石海峡大橋を支える技術
貴志友基 (本州四国連絡高速道路株式会社保全部橋梁保全課長)
トルコ150年の夢
─ボスポラス海峡横断鉄道トンネル建設工事─
今石尚 (大成建設株式会社土木本部技師長)
コラム
アハムド・ハムディ・トンネル(スエズ運河横断トンネル)改修工事
大塚孝義 (日本シビックコンサルタント株式会社代表取締役会長)
Ⅳ.「つながる」ことの意味
論稿
青函トンネル開通および北海道新幹線開業が地域の交通・交流にもたらした影響
櫛引素夫 (青森大学社会学部教授)
東京湾アクアラインの建設の経緯と開通後の効果
飯干貴彰 (東日本高速道路株式会社関東支社総合企画部調査役)
本州四国連絡橋、とくに瀬戸大橋の開通がもたらした社会経済効果
中村良平 (岡山大学大学院社会文化科学研究科教授(特任))
港珠澳大橋
―三つの「体制」をつなぐメガリージョンプロジェクト―
塩出浩和 (城西国際大学留学生別科准教授)
北海道~サハリン鉄道接続の実現可能性
辻久子 (公益財団法人環日本海経済研究所名誉研究員)
コラム
紀淡海峡ルートの実現への期待
竹中雅昭 (和歌山県企画部地域振興局総合交通政策課企画班長)
論稿
自転車で海峡を越える「瀬戸内サイクリングロード」
三原恵子 (広島県商工労働局観光課主査)
未知の世界への好奇心と海外パッケージツアー
野口洋平 (杏林大学外国語学部准教授)
コラム
ブルックリン橋とローブリング親子の物語
川崎謙次 (株式会社千代田コンサルタント社会環境事業部総合計画室課長補佐)
海外交通事情
ワシントンD.C.における自転車利用環境とシェアサイクルの現状
永瀬雄一 (一般財団法人交通経済研究所調査研究センター副主任研究員)
海外トピックス
ヘルシンキ都市圏の交通運営
―広域公共交通の運営事例として―
黒崎文雄 (一般財団法人交通経済研究所主席研究員)